Easy Table of Contents プラグイン

概要

記事内に目次を自動生成してくれる WordPress 公式プラグインです。Table of Contents Plus プラグインの機能をベースにしているので設定内容も似ています。ページ単位のカスタマイズ設定が特色です。見出しのレベルや内容がバラバラでサイト全体で統一した目次が付けにくいサイト向けです。

Table of Contents Plus プラグインの導入を一度はあきらめた人が検討するプラグインでもあります。

Easy Table of Contents プラグインで作った見出し

以下はTable of Contents Plus プラグインの見出しです。(汗

特徴

  1. 見出しを目次として自動生成する。
  2. 全体の記事で扱うデフォルトの目次設定と、記事単位に扱う目次の個別設定が可能です。
  3. 目次から特定の見出しを非表示にもできます。
  4. 目次から特定の見出しを別の文字に変更もできます。
  5. 目次で3種類の番号表示をサポートしてます。
  6. 見出しは閉じたり、表示したりできます。
  7. スムーズスクロールをサポートしてます。
  8. ウイジェット用の見出しも有ります。
    あまりキレイでは無いが・・。

インストール

「ダッシュボード」->「プラグイン」->「新規追加」->「Easy Table of Contents 」で検索。Easy Table of Contents を見つけたら「今すぐインストール」->「プラグインを有効化」をします。







日本語化ファイル

設定は英語表示です。日本語表示に変更します。

以下をクリックして日本語表示のファイルをダウンロードします。

ダウンロード  Easy Table of Contents 2.0.45.1 プラグイン 日本語化ファイル (R1)  (21.9 KB, 作成 2023年2月13日)

ダウンロードファイルから以下のファイルを取り出し、

  • easy-table-of-contents-ja.po
  • easy-table-of-contents-ja.mo

それを以下のフォルダにFTPでアップロードします。

/wp-content/plugins/easy-table-of-contents/languages フォルダ

設定

「ダッシュボード」->「設定」->「目次」を選択します。「目次」が見つからなく「Easy Table of Contents」表示になっている時はF5キーをクリックするか、上記の日本語化ファイルのアップロード先を再確認してください。

Easy Table of Contents プラグインの設定

一般設定

記事単位のサポートを有効:

チェック時は、投稿、固定ページ等での編集画面で個別設定を出来るようになります。投稿、固定ページ、Sections、Guides から選択します。これに関してはココも参照してください。※Sections、Guides って何?

自動挿入:

チェック時は、記事中にデフォルトで目次を挿入します。挿入対象を投稿、固定ページ、Sections、Guides から選択します。特定の記事だけは目次を挿入しないようにするにはココを参照してください。

位置:

目次を自動挿入する場所を選択します。

  • 最初の見出しの前(デフォルト)
  • 最初の見出しの後
  • 記事の先頭
  • 記事の最後

2番目の見出しの前後に目次を挿入したい場合はココを参照してください。

表示条件:

h1, h2, h3 等の見出しタグが存在する最低限の数を指定します。それより少ないと記事に目次は挿入されません。

目次ラベルの表示:

チェック時は、目次上にヘッダー テキストを表示します。チェックで次の「目次のラベル」のテキストを表示します。オフにすると目次内の右上の「開く、閉じる」のアイコンも同時に非表示になることに注意してください。

目次のラベル:

目次上のヘッダー テキストに表示する内容です。

表示の切り替え:

チェック時は、目次の「開く、閉じる」のアイコンを表示して操作できるようになります。チェックオフでアイコンは非表示になり操作できなくなります。

初期表示:

チェック時は、目次は閉じた状態です。オフ時は開いた状態です。

階層で表示:

チェック時は、下位の見出しが存在した時は目次で1段下の階層を付けます。チェックオフ時は階層は無いです。

カウンター:

目次の前に付ける番号です。無し以外に3種類有ります。

  1. 10 進数 (デフォルト):1 , 1.1 , 1.2 , 2, 2.1 , 2.2
    Easy Table of Contents プラグイン:カウンター / 10 進数
  2. 数値:1,2,3 の番号
    Easy Table of Contents プラグイン:カウンター / 数値
  3. Roman:ローマ字数字のⅠ、Ⅱ、Ⅲ
    Easy Table of Contents プラグイン:カウンター / Roman

スムーズスクロール:

チェック時は、目次をクリックした時になめらかにスクロールして該当する見出しへ移動します。オフ時は直ちにジャンプします。

外観

幅:

見出しの幅を一定(px)、相対(%)、ユーザー定義のどれかを選択します。

カスタム幅:

幅で「ユーザー定義」を選択した時の値を設定します。

回り込み:

周囲の画像や文字を目次のどこに置くかのを選択します。

  • なし(デフォルト):左右に画像や文字は入れない
  • 左:左は目次で画像や文字は右に入れる
  • 右:右は目次で画像や文字は左に入れる

フォントサイズ:

目次で使うフォントサイズを指定します。

テーマ:

目次の背景色等が異なるテーマを選択します。「カスタム」を選択するとこれ以降の「背景色」~「アクセス済みのリンクの色」の設定が反映されます。

背景色:

テーマで「カスタム」を選択した時のテーマの背景色です。

境界線の色:

テーマで「カスタム」を選択した時のテーマの境界線の色です。

タイトルの色:

テーマで「カスタム」を選択した時のテーマのタイトル色です。

リンクの色:

テーマで「カスタム」を選択した時のテーマのリンクの色です。

リンクのポイント時の色:

テーマで「カスタム」を選択した時のテーマのリンクのポイント時の色です。

アクセス済みのリンクの色:

テーマで「カスタム」を選択した時のテーマのアクセス済みのリンクの色です。

高度な設定

小文字:

アンカーリンクに小文字を使用します。デフォルトのチェックオフを推奨。

ハイフン:

アンカーリンクにアンダーバー「 _ 」ではなくハイフン「 – 」を使用します。デフォルトのチェックオフを推奨。

ホームページの表示:

ホームページ上にも目次を表示します。デフォルトはオフです。

CSS:

プラグインのCSSの読み込みを防ぎます。チェックすると外観のテーマは無視されます。テーマでカスタムを指定した場合はチェックをいれます。

見出レベル :

目次を生成する際に考慮すべき見出しを選択します。見出しの選択を解除するとそれを除外します。

除外する見出し:

指定した見出しは目次の表示から除外されます。複数の見出しがある時は縦バーの | で区切ります。他のテキストに一致させるにはワイルドカードとしてアスタリスク * を使用します。

スムーズスクロールオフセット:

サイトのトップ間で一貫性のメニューを持っている場合はトップメニューの下に表示されてから見出しを停止するように上部オフセットを調整することができます。 30の設定はWordPressの管理バーを収容します。この設定はあなたがスムーズスクロールオプションを有効にした後に効果があります。

パス制限:

パスに一致するページに目次の生成を制限します。このパスはサイトのルートからであり、常にスラッシュから始まります。
例: /wiki/, /corporate/annual-reports/

アンカーリンクの接続詞:

アンカーターゲットはHTML仕様に従って英数字に制限されています(詳細についてはreadmeファイルを参照してください)。何の文字が適格でない場合、デフォルトのアンカー接頭辞が使用されます。空白のままにすると番号が代わりに使用されます。このオプションは通常、ASCII 以外の文字セットで記述されたコンテンツに適用されます。
例: i, toc_index, index, _

ウィジェット貼付セレクター:

見出しウィジットを貼り付け又はピン留めするオプションを可能にするには、テーマのサイドバークラスまたはIDを入力します。
すべてのテーマが異なるため、これを自動的に決定することができません。あなたはサイドバークラスまたはIDを見つける方法がわからない場合はテーマのサポート担当者にお問い合わせください。
例:widget-area または #sidebar

変更を保存:ボタン

上記までの設定変更を保存し、サイト全体での目次生成時に反映します。

記事単位の目次設定

設定で「記事単位のサポートを有効」のチェックをしていると記事の編集画面に以下の目次設定が表示されます。これで記事独自の目次制御が可能になります。ショートコードが無い替わりにココで操作します。

Easy Table of Contents プラグイン:記事単位の目次設定

目次の自動挿入を無効にする:

この記事だけ目次の自動挿入を無効にします。ダッシュボードの設定の「自動挿入」がオフになっていると「目次を挿入する」に表示が変わります。

見出しレベル:

目次に使う見出しを選択します。選択するとこの記事独自の見出しレベルで目次が挿入されます。

代わりの見出し:

記事内で使われている見出しを目次の生成時に変更して表示したい時に使います。以下の例は「見出し1」->「大見出し①」に、「見出し2」->「大見出し②」に変更して目次にします。

Easy Table of Contents プラグイン:記事単位の目次設定 / 代わりの見出し

除外する見出し:

Easy Table of Contents プラグイン:記事単位の目次設定 / 除外する見出し

目次生成時に除外する見出しを指定します。複数ある場合は縦バーで区切ります。ここで指定した見出しはダッシュボードの設定の目次挿入の「位置」からも除外対象になります。

ここまでの変更を保存するには

記事の登録又は編集と同時に反映されます。

テクニック

  1. 2番目の見出しの前に目次を挿入する方法:
    「記事単位の目次設定」の「除外する見出し」に1番目の見出しを指定します。そしてダッシュボードの設定の「位置」は「最初の見出しの前」を選択します。このやり方を使えばどの位置にも表示可能?

Table of Contents Plus との比較

圧倒的な導入実績を誇るTable of Contents Plus プラグインとの簡単な比較結果です。

機能
Easy Table of ContentsTable of Contents Plus
見出しで目次を作成
サイトマップ作成
ショートコード
 
目次のウイジェット
記事単位での設定変更
見出しの個別除外
目次の番号の種類
3 種類
種類
  • Table of Contents Plus のサイトマップ機能は評価に値しない機能です。

以上。

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↑ この部分は自作のプラグインでテキスト表示しています。
WordPress公式プラグインとしても登録されています。

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