Better Search Replace プラグイン
概要
WordPressデータベースをテキスト検索し、置換を行うプラグインです。置換は行わない「テスト実行」機能も有ります。

インストール
WordPress公式認定プラグインなのでプラグインの「新規追加」でインストールできます。「Better Search Replace」で検索してください。
日本語化
ココに置いておきます。
ダウンロード : Better Search Replace 1.3.4 日本語化ファイル (リリース1) (9.2 KB, 作成 2021年10月2日)
ダウンロードファイルからReadMe.txt テキストを読んで下さい。それから以下のファイルを取り出し、
- better-search-replace-ja.po
- better-search-replace-ja.mo
それを以下のフォルダにFTPでアップロードします。
/wp-content/plugins/better-search-replace/languages フォルダ
使い方
ダッシュボードから [ツール] -> [Better Search Replace] を選択します。

Better Search Replaceの「検索/置換」画面が表示されます。

- 検索:検索するテキスト
- 置換:置換するテキスト
- テーブルを選択:検索/置換するテーブルを選択。CRTLキーを押したら複数の選択が可能。
- 大文字小文字の区別無し:
・チェック無し:区別する (デフォルト)
・チェック有り:区別しない - GUIDを置き換え: チェック無しの場合は’guid’ というタイトルのすべてのデータベース列がスキップされます。 詳細はコチラ参照(英語)。
- テスト実行:検索は実行しますが、置換はしません。デフォルトはチェックオン。最初は必ず「テスト実行」して下さい!
最後に「検索/置換を実行」ボタンをクリックします。
画面下部に進行状況が表示されます。

終了すると画面上部に結果が表示されます。詳細を見るために「ここをクリック」をクリックします。

画面中央にテーブル単位の件数が表示された画面が表示されます。

画面の外をクリックすると上記画面は消えます。
問題が無ければ、「テスト実行」をオフにして、再度実行します。
WordPressのデータベース
WordPressで使用するデータベースです。実際はプレフィックス(接頭語)が付きます。使用プラグイン等によりテーブルが増えている場合も有ります。
- wp_commentmeta :コメントのメタデータ
- wp_comments :コメント・トラックバック・ピンバックデータ
- wp_links :リンクの情報
- wp_options :設定の情報
- wp_postmeta :メタデータ
- wp_posts :投稿記事、ページ、ナビゲーションメニューのデータ
- wp_terms :カテゴリーやタグ、カスタム分類の基本情報
- wp_term_relationships :wp_termsと投稿の関連付けデータ
- wp_term_taxonomy :wp_termsと分類の関連付けデータ
- wp_usermeta :登録ユーザーに関連する様々な設定項目
- wp_users :登録ユーザのコア情報
詳細はコチラ。
備考
- 正規表現は使えない。
- WordPressが使用しているデータベースが分からないと使えない。
- Search Regex プラグイン
以上。
サイト管理者の技術メモ
これ以降はサイト管理者のメモです。見なくても結構です。
- Search Regex
- 記事のタイトルと本文、コメント欄、URL、
- 選択肢にないデータは置換できない
- 正規表現はOK
- Search & Replace
- ローカルWordPressの有効化:PHPバージョンが低くて出来ない
- Enable Media Replace
- 画像差し替え
- Velvet Blues Update URLs
- ローカルWordPressの有効化:OK
- 古いURLを新しいURLへと置換はOK
- WordPress サイトのお引越に重宝
- テスト機能は無い
- Custom Field Bulk Editor
- カスタムフィールドの内容を置換
- Search Replace DB
- 公式プラグインでは無い
- 使用を誤るとWordPressが壊れる恐れ有り
- WP-CLI
- 公式プラグインでは無い