Custom Query String Reloaded 記事表示件数を変更するプラグイン – 日本語版
概要
記事の表示件数と並び順を条件により変更できるプラグインです。
- ホームページ、アーカイブ、カテゴリー等で条件を変更
- 簡単な設定
- 日本語の画面
- アンインストール(無効)時はデータベースから設定を自動削除
- 使い方を解説してい日本語のサイトが多数有り
機能
WordPressでは画面上に表示しているページ単位での表示件数の設定「 設定 -> 表示設定-> 1 ページに表示する最大投稿数」は一種類です。このプラグインを使うと条件別に表示件数と並びの異なる状態を複数作成することが出来ます。
- ホームページでは何件表示
- アーカイブでは何件表示
- 検索ページでは何件表示
- カテゴリーでは何件表示
- タグ表示では何件を降順/昇順で表示
その他多数の細かい制御が可能です。
ダウンロード
残念ですがこのプラグインはWordPress公式サイトには登録されていません。また配布サイトのページが既に閉じていてメンテナンスが終了(2016/5/26時点)したみたいです。そこで以前にダウンロードしたファイルをライセンスに従って公開します。 但し ↓
- 元の Version : Custom Query String Reloaded 2.9
- 日本語が表示できる為の国際化ロジックを追加
追加は10ステップ以内。 - 国際化以外のメインロジックは変更無し
- 設定画面が日本語表示になるための言語ファイルを追加済み
- 作成者、配布先の情報は一部残す
※消さない方がイイよね??? - PHP 7.0 対応に修正
PHP 7以降ではサポートされない(PHP4スタイルの)クラスコンストラクタの使用を修正。
修正前「function cqs() 」->修正後「function __construct() 」
「PHP Compatibility Checker」でチェック。
ダウンロードは以下からです。通常は下のPHP7.0対応の V3 を使って下さい。問題が有る場合は上の V2 をご使用ください。
ダウンロード : Custom Query String Reloaded 2.9 v2 +日本語化ファイル (R1) (9.2 KB, 作成 2016年5月26日)
ダウンロード : Custom Query String Reloaded 2.9 v3 +日本語化ファイル (R1):PHP7.0対応 (10.9 KB, 作成 2017年6月20日)
ダウンロードファイルに複数のファイルが入っていることを確認してください。
アンインストール
既に古い Custom Query String 2.6 や Custom Query String Reloaded 2.9 を使用している方は設定内容をメモ等でバックアップしてください。そしてプラグイン自体をFTPを使ってバックアップしてください。その後で、その古いプラグインを削除してください。
設定はデータベースでは引き継がれません。
インストール
- WordPress 「ダッシュボード」 -> 「プラグイン」を開きます。
- 「新規追加」をクリックします。
- 「プラグインのアップロード」をクリックします。
- 「ファイルを選択」をクリックします。
- ダウンロードしたファイルを選択して開きます。
- 「今すぐインストール」ボタンをクリックします。
- 「プラグインを有効化」をクリックします。
- 以下の様に表示されたらインストールは完了です。
- ダッシュボードから「設定」->「CQS」を選択します。
設定
設定がそのまま使い方になってしまうのでココは重要な部分です。基本操作は登録と削除になります。変更、修正という機能は無いです。よって変更したければ新規で追加して不要なのを削除するしかありません。
最初はダッシュボードから「設定」->「CQS」を選択します。
「クエリー」と「カテゴリー」に分かれて登録を行います。
1-1 クエリー / 条件
適応する条件の対象ページを一覧から指定します。
- is_archive:アーカイブ
- is_author:投稿
- is_category:カテゴリー
- is_date:時系列のアーカイブ
- is_year:年別のアーカイブ
- is_month:月別のアーカイブ
- is_day:日別のアーカイブ
- is_time:時間別のアーカイブ
- is_search:検索結果
- is_home:ホームページ
- is_paged:トップ以外のページ
- is_feed:RSSフィード
- is_tag:タグ
1-2 クエリー / 表示
ページ単位に表示する投稿数、又は日数を指定します。数値に-1を指定すると全件指定になります。
- posts:投稿数を指定
- days:日数を指定
1-3 クエリー / 並び替え
並び替えの対象になる項目を指定します。
- date:日付
- category:カテゴリー
- title:タイトル
- author:投稿者
上記で指定した項目の昇順・降順を指定します。
- DESC:降順
- ASC:昇順
2-1 カテゴリー / 条件
条件:適応する条件の対象カテゴリーを一覧から指定します。「現在の条件」への登録時はカテゴリーのスラッグの値で登録されますから注意してください。
2-2 カテゴリー / 表示
ページ単位に表示する投稿数、又は日数を指定します。数値に-1を指定すると全件指定になります。
- posts:投稿数を指定
- days:日数を指定
2-3 カテゴリー / 並び替え
並び替えの対象になる項目を指定します。
- date:日付
- category:カテゴリー
- title:タイトル
- author:投稿者
上記で指定した項目の昇順・降順を指定します。
- DESC:降順
- ASC:昇順
指定したら「追加」ボタンをクリックします。そうすると画面上部に「現在の条件」として登録されます。
条件の削除
「現在の条件」からの削除方法です。該当する条件のチェックボックスをチェックします。その後で「チェックを削除」ボタンをクリックします。削除前の再確認は無く、即座に削除されますので注意してください。
備考
- 当プラグインの使用中に wp_options データベースに登録する名前は「cqs_options」です。しかしプラグインの無効化を行うとデータベースから設定は削除されます(検証済み)。よってuninstall.php ファイル等の処理は不要です。
- カテゴリーのスラッグは未入力で登録するとカテゴリーの名前と同じになってしまいます。この時にカテゴリーの名前が全角文字だとスラッグも本来は半角英数字なのですが同じ全角文字が入ってしまいます。そうするとこのプラグインで登録すると全角文字の部分はエンティティ文字に変わってしまいます。この時はカテゴリーのスラッグを修正すれば直ります。プラグインの設定の再登録は必要ありません。プラグインは内部ではカテゴリーIDで管理しているみたいです。
以上。